セアカモズということですが...@平塚

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3月3日は桃の節句ですが、この日、以前から大変お世話になっていた方のお別れの会が藤沢市でありましたから、すべての予定に優先して参列してきました。
しかし、その前の週に平塚でセアカモズが出ているという情報をいただいていました。まだ見たことのない野鳥ですから、これは行って見ないわけにはいきません。式が始まる前に見てこようと、早朝から足を運んでみることにしました。
我が家からは、車で1時間半ほどで到着することができました。現地には、既に20名近いカメラとバードウォッチャーが並んでいましたから、比較的容易に確認することができました。
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初見の鳥になりますから、夢中になって撮影してきたわけですが、現地では確実にセアカモズであるか、疑わしいという話も出ていました。
頭部は青灰色ですが褐色の羽が混じっています。また、背面には灰色の羽が見受けられます。さらに、脇腹にはうろこ模様のあるよう羽も確認できることから、この個体は第1回冬羽♂であろうと判定しました。
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撮影した写真を見ながら、図鑑と見比べてみたのですが、セアカモズのくちばしと脚は黒色と解説されていますが、この個体のくちばしは基部から半分以上が肉色です。(成鳥ではないためでしょうか?)また、初列風切の基部に僅かですが白斑が認められます。図鑑にはこの白斑についての解説が全くありませんが、翼は黒褐色で、次列・三列風切の羽縁は淡い赤褐色と解説されています。
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胸から腹の部分がよく写っている写真ですが、図鑑によれば腹は白いが胸から脇にかけては淡いピンク色味を帯びるとあります。でも、この写真を見る限り胸部は褐色ですから、図鑑の解説ともちょっと異なると思いました。
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新幹線の線路脇にある有刺鉄線のフェンスの支柱に止まったところです。時折、すぐ脇を新幹線が猛スピードで通過していきますが、このモズ君はあまり動じることなく、餌獲りのために平然と周囲に目を光らせていました。
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この写真からは、胸から脇腹にかけて橙褐色ですが、下尾筒が白色であることがわかります。よく似たチゴモズの胸から腹は白色で、タカサゴモズは胸から下尾筒まで橙褐色ですから、この個体はこれらのモズの仲間ではないと思われます。オリイモズは頭部が褐色ですし、あと考えられるのはシマアカモズという選択肢ですが、未見の私にはよく分かりません。
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観察している間、この固体は何度も地面に飛び降りては、餌獲りを繰り返していましたが、有刺鉄線に舞い戻ったときに何かを咥えているのが見えました。すかさずシャッターを押してみたところ、どうやらカナヘビの仲間を捕まえてきたようです。桃の節句の当日とはいえ、まだ寒さが続く陽気です。よくこんな獲物を捕まえることができたものだと、写真を見ながら感心してしまいました。
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さて、このモズ君は何回か咥え直しながら飲み込もうと苦労していましたが、数分のうちに尻尾の先まで綺麗に飲み込んでしまいました。
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by coffeeto | 2013-03-08 18:00 | スズメ目
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