アシ原のクイナ@葛飾

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野鳥写真を狙っている身としては、色々な鳥の出現情報は大変有難いものです。いつも情報をいただいている方から、「公園の池にいるキンクロハジロの群れの中にコスズガモが出ている。」という情報の提供がありましたから、週末を待ちかねて出掛けてきました。
お目当てのコスズガモはあっけなく撮影できたので、撮影を済ませて公園内を歩いて見ると、アシ原にクイナが出ていました。この個体は嘴の赤色が鮮やかではありませんから、冬羽の状態であると思われます。
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木道の上から、ほぼ順光の状態で撮影することができました。クイナは全長29cmの、ツル目クイナ科の野鳥です。雌雄同色とされていますが、夏羽と冬羽の識別も難しい鳥です。夏羽であれば、くちばしの赤色が鮮やかで、赤い部分が上くちばしまで広がっていますが、この個体はくちばしの赤色がくすんだ状態ですから冬羽であると思われます。
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この公園には、おそらく数個体のクイナが入っているものと思われます。こちらの個体は、逆光の状態で撮影していますから、ちょっと見にくい写真になってしまいましたが、くちばしの赤色の出方などから、上の写真の個体とは別個体であると思われます。
図鑑を見ると、クイナの仲間でこのように嘴に赤色が出るのは、沖縄のヤンバルクイナと、ここで観察できたクイナだけであるようです。まだ見ぬヤンバルクイナには、早く会いに行ってみたいと思っています。
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クイナは大変警戒心の強い鳥で、人間が近づくとすぐに隠れてしまいますから、間近に観察できることは少ないのですが、この個体はアシ原の木道の上から、すぐ近くに撮影することができました。
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顔面には青灰色の羽があり、黒い過眼線があります。夏羽ではこの青灰色がより鮮やかに見えるとのことですが、この個体は冬羽であることと、逆光の陰に当たることから、かなりくすんで見えます。
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顔面だけ正面を向いてくれました。思っていた以上にふっくりした顔つきで、警戒心の強い鳥に似合わない、ひょうきんささえ感じられる顔つきであると思いました。
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by coffeeto | 2013-02-21 22:00 | ツル目
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