落ち着きのないキクイタダキ@さいたま

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今年は冬鳥の当たり年といわれていますが、キクイタダキが出ているという情報を教えていただきました。そういえば、キクイタダキの写真を撮影したのは、富士山の奥庭で水浴びをするところくらいしかありません。
木々の間を飛び回る姿を撮影したいなと思い、この日は朝から足を運んでみたところ、念願かなって写真に収めることができました。木の幹に留まっていたこの個体は、頭部の黄色い冠羽の中に赤色の頭央線が認められますから、♂の個体であることが分かります。
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ここには、数個体のキクイタダキが群れを成して飛び回っていましたが、その動きの忙しないことと言ったらありません。三脚に300mmF2.8のレンズを載せて追いかけたのですが、まずファインダーの中に入れるのに一苦労してしまいました。ひと時たりともジッとしていませんから、ファインダーに入ったと思っても、次の瞬間には視界から消えてしまいます。
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ファインダーの中に、この小さなキクイタダキの姿を捉えて、シャッターボタンを半押ししてAFを効かせた瞬間に、もう姿は見えなくなっています。チョコチョコとせわしなく動き回る、何とも落ち着きのない鳥ですね。
暫くは、何枚もピンぼけ写真ばかりを撮り続けていました。この時ほど、AFの遅い動きにイラつきを覚えたことはありません。鳥がいない訳ではないのに、最近になくストレスを感じながらの撮影となってしまいました。
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キクイタダキの頭部は、前額部から後頭にかけて黄色い冠羽があり、その両側に黒線が認められます。この個体には、赤色の頭央線が認められないことから、♀の個体になると思われます。
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ピンぼけ写真を大量に作りながら撮影を続けているうちに、木の幹に留まっているところが撮影しやすいことが分かってきました。
そんなコツが掴めると、次第にピントの合った写真が何枚か撮れるようになりました。しかしそれにしても、もっとAFが早いカメラが欲しい!! この時ほど実感させられたことはありません。
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キクイタダキは、全長僅か10cmという日本で観察できる鳥の中では一番小さい鳥の部類に属します。ウグイス科に属する鳥ですが、オリーブ色味のある背面と、名前の由来となっている黄色い冠羽等の特徴は、他のウグイス科の鳥とは一線を画す鳥であると思います。
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木の幹に留まって、アクロバチックな動きを見せてくれました。風切羽に2本の白い翼帯が見られるところもキクイタダキの特徴です。
この個体も赤色の頭央線が認められますから、♂の個体であることが分かりますね。
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by coffeeto | 2013-01-24 21:33 | スズメ目
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