2年越しのオオマシコ@甲州

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良く晴れた一日でしたが、大変冷え込んでいました。車を停めた場所からここまで登ってくる間、路面に凍結した部分が残っていましたから、重いカメラを担いで慎重に登ってきました。そして、やっと姿を見ることができました。2年越しのオオマシコです。有難うございました。
あ~、思えば去年もここへ足を運んで来たのに、何故あなたには振られてしまったのでしょうか。その時は、ちょっと恨みもしましたが、こうして凛々しい姿を見せてくれましたから、寒さの中、早朝から登ってきた甲斐があったというものです。あなたの姿は、ひときわ輝いていましたよ、とても美しいです。
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野鳥写真の知り合いから教えていただいて、都内からプチ遠征してきたわけですが、今年は待っていてくれました。柔らかい朝日を浴びて、オオマシコが光り輝いているようでした。
♪ 貴方に会えて、良かった~、貴方には希望の光がある... ♪
そんな歌の文句を思い浮かべてしまいました。
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それにしても、彩りの良い紅い色をしていますね。前頭部と前頸の銀白色の羽がとても目立ちます。
厳しい寒さの中だからこそ、その赤さはより引き立つような気がします。
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オオマシコは、アトリ科の冬鳥です。大陸で繁殖して、越冬のために我が国へ渡ってきます。ここでは、10羽ほどの小群で行動していました。
これは色どりの良い成鳥♂ですが、生き生きとした目つきをしています。群れのリーダーでしょうか?
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ちょっと小首を傾げるような姿勢を取ってくれました。前頭部の銀白色の羽と、涎掛けのような、レース状の前頸部の羽がとてもよく目立ちます。
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こちらは、全身の様子がよく分かる写真になりました。全身が紅い色の羽で覆われていますが、前頭と前頸に白い羽があります。風切羽は黒色ですが、白い縁取りが認められます。背部には黒い縦斑が目立ちます。割合大きめな嘴は、アトリ科の特徴でもあります。
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背面を撮影したものですが、黒い縦斑がとてもよく目立ち、風切羽の白い羽縁が独特の模様を作り出しています。
尾羽の形は凹型尾です。これは、アトリ科の鳥に共通の特徴です。
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この個体は、上の写真の個体と同一ですが、顔面に黒色味が残っていることと、初列風切に褐色味があるところから、第2回冬羽♂の個体であろうと思われます。
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オオマシコは地面に降りて餌を探すことが多いですが、飛来して地面に降りる前に、周辺の枝に留まって辺りの様子を窺っていました。
成鳥♂と思われますが、下腹部に白い羽があることが分かります。
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オオマシコの群れは、何度か飛来してくれましたが、こちらは眼光鋭い成鳥♂の個体です。苔むした倒木の上に留まって、周囲で餌を探している群れのリーダーとして警戒しているようでした。
全長17cmですから、同じ仲間のベニマシコより一回り大きい体形です。
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by coffeeto | 2013-01-20 18:00
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