高原のカラ類@富士山麓

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今年最後の三連休となりました。どこへ出掛けようかと色々悩みました。なかなか適当な場所が決まらず迷いに迷った末に、行けば何とかなるだろうという安易な思い付きから、この時期に行ったことのない富士山麓へ出かけてみることにしました。
事前の情報もなく、行き当たりばったりの鳥見です。現地では零度前後まで冷え込むであろうことを予想して、暖かい支度をして出かけたのですが、昼間の気温は7~8℃ほどもあり、意外に暖かくカメラを担いで歩き回っていたら汗ばんでくるような陽気でした。
ここでは、高原を飛び交うカラの仲間をたくさん観察することができました。撮影できたのは4種類ですが、まずはコガラを紹介します。
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小さなコガラが小枝の脇から姿を覗かせました。黒いベレー帽をかぶったようないでたちの、とても可愛い小鳥です。頭と喉の部分が黒いところが特徴です。
同じ仲間のヒガラは胸に黒い斑が涎掛けの様にあります。また、シジュウカラは胸からお腹にかけてネクタイのような黒い羽があり、ヤマガラはオレンジ色ですからこのポイントを把握していれば識別は容易です。
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コガラは全長は13cmですから、スズメより一回り小さく、文字通り小柄な体型です。昆虫類やその卵などを採食しているようですが、冬の間は草の種子や木の実も餌にしているようです。
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続いてこちらはアカマツの木に群れで飛来して、賑やかに飛び回るヒガラです。頭と喉から胸にかけて黒色の羽が広がるところがヒガラの特徴です。ツピ、ツピ、ツピと、とても速いテンポで声を響かせていました。
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アカマツの枝先を忙しく動き回るヒガラを撮影するのはとても難しいです。ちょっと枝被りになってしまいましたが、何とか全身を撮影することができました。大雨覆と中雨覆の先端に羽先が白いですから、2本の翼帯となって見えます。
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こちらも枝先に飛来したヒガラです。何か餌となるものを見つけたようで、くちばしで突いている様子が撮影できました。全長11cmですから、我が国で観察できるカラ類の中では最小です。後頭部に白い部分があり、側胸に褐色味のあるオレンジ色の羽があることが分かります。
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さて、こちらは枝先に留まったヤマガラです。頭部と喉の部分は黒色ですが、顔面はクリーム色をしています。背面は濃い青灰色をしていて、胸からお腹にかけてはオレンジ色という、他のカラ類とは違うとても特徴的な容姿をしています。
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植物の種子と思われるものをくわえています。真正面から見ると、とても愛嬌のある顔をしています。全長14cmですから、ほぼスズメと同じ大きさです。人に慣れやすく、人の掌の上から餌を獲る姿を観察することもできます。
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最後はシジュウカラです。平地にある都市公園から、高山帯に至る樹林までいたるところで観察することができる鳥になります。背面に緑黄色の羽が見られ、風切羽が濃い青灰色のあるところが特徴です。
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ツツピー、ツツピーという声とともに、ジュクジュクジュクと鳴く声も響かせてくれますから、慣れれば声を聞くだけでもシジュウカラだと分かります。全長15cmですから、カラ類の中では一番大きい種類になります。
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by coffeeto | 2012-12-24 12:17 | スズメ目
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