港内のウミネコ@波崎

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足を運んだ港の湾内には、たくさんのカモメ類が羽を休めていました。
岸壁から観察していると、褐色のカモメがすぐ近くへ飛んできました。
ウミネコの若い個体になります。慌ててカメラを向けてシャッターを押したのですが、何とかうまくピントが合って、羽の模様まで確認できる写真に撮ることができました。
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水面に舞い降りたところを撮影できましたが、くちばしの基部がピンク色をしていて、先端が黒色です。背面の肩羽と雨覆に淡色の羽毛が見られますから、今年生まれの幼鳥ですが、幼羽から第1回冬羽へ移行した個体であることが分かります。
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これは、同じ湾内で観察した個体ですが、くちばしの基部は淡黄色で先端は黒色をしています。背面は褐色味のある濃い灰色をしています。雨覆と三列風切は褐色であるところから、第2回冬羽の個体であると思われます。
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2個体のウミネコが並んでくれましたから、比較しやすいですが、上の個体はくちばしの基部が黄色で、先端に赤色と黒色の斑が出ています。また、背面は一様に濃い灰色をしています。また、頭部に褐色の斑が認められるところから、成鳥冬羽になると思われます。手前の個体は肩羽付近に濃い灰色の羽が認められますが、雨覆と三列風切が褐色で、くちばしの基部は淡い黄色ですが、先端が黒いところから、第2回冬羽であると思われます。
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さて、こちらの個体ですが、背面は一様に濃い灰色です。初列風切の先端に白斑が認められます。くちばしの基部は濃い黄色で、先端に赤色と黒色の斑が顕著です。注目すべきは白色の頭部とアイリングが赤くなっていることが分かりますから、季節的に冬が始まったばかりの12月ですが、既に夏羽に換羽した成鳥であるといえます。
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同じ湾内で観察できたこちらの個体は、ウミネコの若い個体に大変よく似ていますが、頭部がウミネコの様に扁平ではなく、ドーム型に丸っこいところと、くちばしがやや小型であるところなどから、カモメの第1回冬羽になります。識別の参考に紹介させていただきました。
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by coffeeto | 2012-12-13 22:33 | チドリ目
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