都市公園のヒタキの仲間

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10月の3連休が始まりました。午後の遅い時間に自宅を出発して、秩父の三峰神社の駐車場で車中泊をし、中日に日帰りで雲取山に登る予定を立てていました。初日は、午前中に時間がありましたから、近くの都市公園に出掛けてみたところ、ヒタキの仲間をたくさん観察できました。
これは、頭部が一様に褐色で、胸に汚白色の汚れのような斑が認められるところからサメビタキになると思われます。
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ヒタキの仲間には、汚白色のアイリングがありますが、同じ仲間のコサメビタキは目先が白く出るところと、胸の汚れがあまり目立たないところで識別します。この個体は眼先が白くないことと、側胸が汚れているところからサメビタキと判定しました。
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この個体も、汚白色のアイリングがありますが、目先は白くありません。また、側胸に褐色の汚れが目立ちますから、サメビタキであることが分かります。
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この個体は、目先が白っぽいように見えます。また、側胸の汚れ具合もあまり目立ちませんから、コサメビタキとの識別は難しいと思いました。
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眼先だけに注目するとあまり白っぽくありませ。サメビタキであると思われますが、胸の部分に光線が当たって、汚れ具合がよく分かりませんから、自信を持って判定できません。
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この写真も眼先の白っぽさと、側胸の汚れ具合が微妙です。判定は難しいですね。
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見れば見るほどコサメビタキのようにも見えますが、う~む...サメビタキなんでしょうね。とても悩んでしまいます。
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枝から飛び立ちました。この個体はサメビタキで間違いないと思います。
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さて、この写真は背面から撮影したものですが、三列風切に明瞭な白い縁取りが認められます。ということは、エゾビタキの可能性もあります。
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幼鳥であれば、羽縁の白い縁取りもあるのでしょうが、胸にあるはずの明瞭な褐色の縦斑が確認できませんから、エゾビタキと断定するのもはばかられます。
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さて、最後のこの個体ですが、頭部から背面にかけてオリーブ色味が出ています。また、白いアイリングも認められないことから、キビタキの♀の個体であろうと思われます。この公園では、雲取山登山に出掛ける前の僅かな時間の間に、たくさんのヒタキの仲間が観察できて、大変満足できる結果が出ました。
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by coffeeto | 2012-10-10 19:30 | スズメ目
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