高原モズ

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戦場ヶ原の草原との境にある林縁には、まだまだ細い白樺の木がたくさん生えていました。ちょっと離れた枝先に、うごめく野鳥を見つけてレンズを向けると、そこにいたのはモズの♂でした。
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よく見ると、このモズ君は背面だけではなく、頭部にも灰色味が感じられます。これが、高原モズと呼ばれる個体になります。初めてこの高原モズを見た時には、亜種のシマアカモズではないかと思ったのですが、亜種の違いではなく、高原や北の地方で繁殖するモズには、このようなタイプが多くいるようです。
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初列風切に白斑がないように見えますが、実は雨覆いの灰色の羽が覆いかぶさっていて、白斑を隠しているのです。
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木道を挟んだ反対側に、モズの♀を見つけました。やはり、体全体に灰色味が感じられる高原モズの特徴があると思われました。
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冬の間は里に降りて、♂も♀も縄張りを作って生活していますが、繁殖期には割合早い時期から山に戻って、番形成をするようです。
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♀の個体は、過眼線が黒色ではなく、褐色ですから見た目にも可愛らしく思えます。また、初列風切に白斑がないところも♀の特徴となります。
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by coffeeto | 2012-07-10 21:02 | スズメ目
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