草原で繁殖するコジュリン

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梅雨入りすると、気が滅入るような天候の日が続きますが、この日はたまたま晴れ間が広がってくれました。こんな日は、田園地帯に出掛けて草原の小鳥類を探すのが、私の定番となっています。
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ホオジロの囀りのような小気味よい声が聞こえてきます。
ホオジロの聞きなしは「源平ツツジ、白ツツジ」とされていますが、この鳥は「源平ツツジ」というワンフレーズだけを繰り返して囀っていました。
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頭部が真黒く、草の先端に留まって、ホオジロのように囀るこの鳥はコジュリンにです。初夏の草原に欠くことが出来ないホオジロ科の小鳥で、全長は15cmとされています。頭部が黒いことから♂の個体であることが分かります。
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さて、こちらはすぐ近くで行動を共にしていた個体ですが、頭部には黒色味がありません。コジュリンの♀になります。例年、この辺りで繁殖する個体を観察することが出来ます。
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頭部と目先から耳羽にかけてと顎線が黒褐色であることが分かります。また、背面は褐色で、黒褐色の縦斑が顕著に認められます。
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警戒するように辺りを窺っている♀の個体です。胸から脇腹にかけては、褐色味のある汚白色をしています。
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あちらでも、こちらでも、囀る、囀る.........とてもよく囀ります。
初夏の草原は、まさにコジュリンが縄張り争いに余念がない、繁殖の好適地です。
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この辺りでは、毎年夏鳥として飛来して、繁殖を繰り返しています。
黒い頭のコジュリンは、初夏の草原の定番です。
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草原に密生するアシの茎に大きく脚を広げて留まっていました。草原の鳥としてよく知られている、セッカやコヨシキリもこのように脚を大きく広げて留まる姿がよく観察できます。
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by coffeeto | 2012-06-26 21:16 | スズメ目
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