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フクロウの幼鳥

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巣立って間がないフクロウが見られると教えていただき、早速足を運んでみました。カメラを担いだ人に居場所を教えてもらって、森の中へ分け入ってみると、既に何人かのバーダーがレンズを向けていました。割合低い梢でジッとしていますが、逆光になりますから、撮影するのがとても難しい状況でした。
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現場に到着してみると、白い幼羽がまだ全身に残っている幼鳥でした。眼をつぶって眠っていましたが、暫くすると眼を開き、色々な動きを見せてくれました。頭をちょっと傾げてみたところです。
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口を大きく開けて、欠伸をしているところでしょうか? こんな表情も見せてくれました。 私は、この森の中にいる間中、藪蚊の襲撃を受けて何か所も刺され、暫くの間たいへん痒い思いをしたのですが、このフクロウもそんな蚊の襲来に辟易としているところなのかもしれません。
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しばらく観察していたら、フクロウの幼鳥は疲れてしまったものと思われます。樹の枝の上で、突っ伏すように休憩体制をとり始めました。まだ幼い鳥ですから、一日のうち殆どの時間を寝ているのでしょう。でも、脚力もあまりついていないのでしょうから、体を支えきれずにこんな風に横になってお休み体制をとったものと思います。
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上空にちょっと気になる鳥でも飛来したのでしょうか? 迷惑そうにちょっと顔をあげました。でも、この後は目を閉じて睡眠体制に入ってしまったので、私もそっと現場を離れることにしました。
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森の外に出てみると、林縁の高い樹上にもう1羽のフクロウが留まっていました。これも、上で紹介した写真の個体のファミリーを構成する1羽になるのでしょうか。一度巣立ってしまうと、別々の行動になるようです。
by coffeeto | 2012-06-03 15:31 | フクロウ目
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