モズとはやにえ

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冬の小鳥類を観察しようと出掛けて、ジョウビタキの♀を見つけました。写真に撮影していると、いきなりモズが飛来して、ジョウビタキを追い払いました。これは、追い払った直後の、勝ち誇ったようなポーズを撮影したところです。
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モズが激しく威嚇して、ジョウビタキを追い払った理由はすぐに分かりました。このモズが止まっているくちばしのすぐ先にある枝に、”はやにえ”が刺してあったのです。モズは何故”はやにえ”を作るかということについて、4つの説があるようです。
その一つは、貯食説です。餌が少なくなる冬の時期に備えて、餌となる昆虫類などを枝に刺しておくというものです。
二つ目はナイフとフォーク説です。スズメ目のモズはタカ類のように丈夫な足を持っていません。そのため、餌を木の枝に刺してナイフとフォークを使うように食べるのだというものです。
三つ目は縄張り説です。自分の縄張りを宣言するために、獲った餌を木の枝に刺して目印にしているというものです。
四つ目は本能説です。モズは、小さな猛禽といわれるように動物食の小鳥ですが、狩をする本能から捕らえた餌を食べる食べないに限らず、枝に刺しているというものです。
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モズがはやにえを作る理由はどうか分かりませんが、このモズ君はジョウビタキを追い払った後、このようにはやにえのバッタを食べていました。
さて、このモズはどの説に基づいて餌を食べていたのか、私にはいずれの説もそれなりの理由がありますから、断定できないと思いました。
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by coffeeto | 2011-11-16 22:06 | スズメ目
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