スズメの成鳥と若鳥

f0055184_19323222.jpg
公園の落ち葉を掻き分けて、たくさんのスズメたちが餌を拾っていました。
あまりに熱心に拾っていますから、こんなに近づいて撮影しても驚いて逃げることはありませんでした。
これは、スズメの成鳥です。これ以下に紹介する若鳥と比較するために、一番大きく撮影できたのを最初にアップします。
f0055184_1932458.jpg
さて、こちらはいわゆる若鳥とされる、第1回冬羽です。肩羽に青灰色の羽が混じっています。また、大雨覆と中雨覆の先端に白縁があり、2本の白帯があるように見えます。三列風切の羽縁にも白っぽい部分があります。
f0055184_19315782.jpg
この個体は、肩羽の部分にある青灰色の羽がより顕著です。
スズメは、人間の生活圏と密接な関係を持って生息している野鳥ですから、人の住んでいない山の中でスズメを観察することはありません。
f0055184_19321052.jpg
岩の上にちょこんと乗って、いかにも幼鳥然とした可愛い仕草を見せてくれました。全長14cm~14.5㎝の小鳥ですが、身近にたくさん観察できますから、他の鳥と比較する標識鳥とされています。
f0055184_19321764.jpg
これも第1回冬羽ですが、くちばしにも注目してください。基部が黄色っぽくなっているのが分かると思います。年が若くて経験が足りないことを「くちばしが黄色い」などと言うこともありますが、スズメの幼鳥もこのようにくちばしの基部が黄色くなっています。
f0055184_19322729.jpg
こちらは、れっきとした成鳥です。もうくちばしは黄色くありませんね。背面にも青灰色の羽が認められません。この日観察したスズメの群れを見たとき殆どが幼鳥で、成鳥は意外と少ないなと感じました。スズメの平均寿命は1年ちょっとであるとのことですから、これも頷けるところです。
[PR]
by coffeeto | 2011-02-12 20:46 | スズメ目
<< 地面に降りたキレンジャク 冬鳥ツグミ >>