人気ブログランキング | 話題のタグを見る

春を待つジョウビタキ

春を待つジョウビタキ_f0055184_21541779.jpg
紅梅が咲き始めた梅林に、ジョウビタキ♀を見つけました。冬鳥として渡ってくるツグミの仲間です。まだまだ寒い日が続きますが、春の気配は日一日確実に増しています。
春を待つジョウビタキ_f0055184_21544693.jpg
頭部から背面にかけては、灰褐色であるところが♀の特徴です。風切には目立つ白斑がありますが、♀は小さめで♂は大きくはっきりしています。
春を待つジョウビタキ_f0055184_21545580.jpg
これは♂の個体ですが、先ほどまでルリビタキの若鳥と縄張り争いをしていました。頭頂から後頸まで灰白色で、顔と喉の部分は黒色です。胸からお腹にかけてはオレンジ色ですが、風切は黒色で白い大きな白斑があるという、とても特徴ある姿をしています。
春を待つジョウビタキ_f0055184_2154224.jpg
ジョウビタキは全長14センチの小型ツグミ類に分類されます。繁殖期は昆虫類などを捕食しているようですが、冬の今の時期は木の実を食べることもあります。
春を待つジョウビタキ_f0055184_21541016.jpg
たまたま出会ったこの個体は、ジョウビタキの♀になると思いますが、頭部から背面にかけて白っぽい羽が目立ちます。部分白化(アルビノ)の珍しい個体になります。
by coffeeto | 2011-01-17 22:45 | スズメ目
<< ルリビタキ若鳥 オオアカハラかな? >>