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ハシボソガラス

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くちばしが細めなこのカラスはハシボソガラスです。頭部の羽を逆立てていますから、ハシブトガラスのように見えますが、くちばしの太さでハシブトガラスかハシボソガラスかの識別をします。でも、鳴き声が確認できればハシブトガラスは”カーカー”と澄んだ声で鳴くのに対し、ハシボソガラスは”ガーガー”と濁った声で鳴きますから、容易に判定することができます。
この個体は、羽に褐色味が強く、白い部分も認められることから、幼鳥であると思われます。くちばしを開けば成鳥は口の中が黒いですが、幼鳥は赤いですからここが確認できればすぐに識別できます。
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この個体は、落ちている柿の実でしょうか、まだ青い実ですが餌になるかと興味を持ったようです。
カラス類は雑食性ですから、草木の実や種子はもちろん昆虫類まで採食しています。他の鳥類を襲うところも見たことがありますが、最近では、人間が出すゴミをあさることもあることは、周知の事実です。
by coffeeto | 2009-09-10 22:04 | スズメ目
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